6日目 丸瀬布

 旅も6日目となり、そろそろ着替えが底をついてきたため、どこかで洗濯をせねばならない。


 そして、たいていのキャンプ場にはランドリー施設がある。先日友人に教えてもらった丸瀬布のキャンプ場にもコインランドリーがあることは確認済みなので、デイキャンプでもしつつ、キャンプ場の遊具施設やSLで息子を遊ばせている間に洗濯を!ということで、本日の第一目的地は丸瀬布森林公園いこいの森オートキャンプ場ということになった。


 今晩の宿は旭川に確保済みであり、旭川といえば網走から120キロくらいなものなので、今日は移動に対する精神的プレッシャーが非常に少ない。道の駅に寄りながら、のんびりと走る。



青汁だかなんだかのソフトクリーム。なぜか抹茶の風味が。


 牧草ロール。
 北海道にはいたるところにこれをテープでラッピングした「ロールベールサイレージ」というものが転がっている。ロールベールサイレージは、かつては牧場風景のシンボル的存在だった「サイロ」に代わる牧草の発酵方法らしく、コストのかかるサイロは今はほとんど使われていないらしい。


 のんびりと走っても、昼頃にキャンプ場に到着。


 しかし、出迎えたのは、一台も車が停まっていない広大な駐車場。だった。
 まさか閉鎖されているのでは?と、恐れながらも車を停めてとりあえずはキャンプ場の管理棟へと向かうが、管理棟は無人。「場内作業のため、席を外しています。御用の方はしばらくお待ちください」との札が掛けられているが。。。
 ぼーっとしていても仕方ないので、ともかくキャンプ場内を探索。コテージやら炊事場やら。息子の喜びそうな遊具は確認。続いてランドリー施設も確認。最後にランドリー施設付近に第二の管理棟、というよりもこちらが本来の管理棟だろう、人がいるのを発見。おばさんやらお爺さんやら3人ほどの管理人を確認。キャンプ場は一応営業しているらしく、ひと安心。管理人さんに断ってランドリー施設を使わせてもらえることができた。

 
 管理棟に回りには、滑り台のような遊具のほかに、バッテリーカーが走る囲まれた広場や、エンジン式のゴーカートが走るためのコースまである。で、カートは?と思ったら、お爺さんがシャッターを開けた、管理棟とつながったガレージの中にたくさん収納されていた。お客は我々のほかは1組の親子連れがいるのみだったが、その親子連れがゴーカートを所望したらしい。ついでに、我々も1周300円を払って乗車。

 SLは土日祝祭日のみの運行ということで乗車できなかったのが残念。


 主目的の洗濯は、乾燥機が電気式であるためあまりはかどらなかった。予想完了時刻を聞けば16時位になるという。SLにも乗れず、そろそろ息子も飽き気味だったので、大きめの都市でガス式乾燥機を探そうということで出発。


 旭川には17時ころに到着。コインランドリーに洗濯物と妻を落として宿にチェックイン、その後落し物を拾って定食屋で夕食。雨がぱらついてきたが、明日の旭山動物園は大丈夫だろうか。