あらかわ遊園

 退院後、はじめての通院。


 血液検査があることを息子に告げると、「ちく、いらない」「すぐ終わるよ」「ちく、すぐ終わる?」と、素直に処置室に連れて行かれるよい子だ。
 と、思っていたら、看護師さんが油断する瞬間を見極めていたのか、処置ベッドに縛られる直前に逃亡。捕獲後は何人もの看護師さんがなだめる声と、「ちく、いらない!」を繰り返す息子の攻防が、処置室外の待合室まで聞こえてくる。5、6分経過後、腕に2箇所の絆創膏を貼られた息子がでてくる。泣いてはいなかった。


 血液検査の結果が出るまで待合室で待っていると、1時間後くらいに、先生自ら待合室に。


 結果は良好のようである。血小板値は23万。プレドニゾロンがよく効いているのか、完全に健常値といっていいだろう。薬は今の全量で1週間続け、その後半量に減らして1週間、そして血液検査の予定。保育園通園や、その他通常生活の許可がおりたので、薬以外は通常生活に戻ることができた。


 通院の後は、(アフラックのCMを見て)アヒル、さわる!と言って聞かない息子のために、ふれあい動物園があるあらかわ遊園へ。アヒルは居ないが、ウサギ・モルモット・ヤギなどに触れて、えさをあげて、満足したようだ。


 遊園地のあとは実家に移動。