Yetiスノーチェーン

 本当は2月半ばの出来事で、その日付に書くべきだけど、まぁいいや。


 先月かたしな高原にスキーしにいった際、関越の途中でチェーン規制がかかっていたので、赤城高原SAでチェーンを装着!しようとしていたら、突然声をかけられた。


「あのー、そちらご利用になっているスノーチェーンのメーカーの者なのですが、よろしかったら着けましょうか?」


 チェーン装着が発生しそうな場所に社員を派遣して装着のお手伝い?って、Yetiというメーカーなんだが、すごいサービスを展開している。そりゃいわばプロがつけたほうが早くてキレイ?に付けられるだろう、って、もちろんお願いした。

 すると、その社員さん、こちらが用意したチェーンと車の前輪を見比べて、なんだか厳しい顔をしている。説明書お持ちですか?いや持ってないよ、じゃあ今持ってきますので、ちょっと待っててくださいね、とどこかに歩いていく社員さん。


 「実は、チェーンのサイズが合ってないんですよ。ちょっとチェーンの方が大きすぎです」


 と、驚きの新事実。この状態だと、タイヤが中で空回りする危険があります。といわれなかなか困った事態に突入。今現在地は高速道路のSAで、この先雪が降っていて滑り止め装置が必要で・・・その滑り止め装置は機能をなさない可能性がある、という状態だったりする。


 気をつけて走れば或いは大丈夫だとおもいますが、という、気休めだかなんだか判らない慰めを頂いてそろりそろりと走行、無事宿に、いや実はスキー場に行く途中の峠の下り道で一回転スピンをかましてフロントのフェンダーに亀裂を入れてしまったので大丈夫ではなかったのだが、兎も角怪我もなく、スキーから帰ることは出来た。


 ここで腹が立つのは、車種・タイヤサイズを伝えてそれに合うチェーンを売ってもらった「黄色い帽子」のカーショップ。チェーンを買ったのは2年前になってしまうが、兎も角文句を言わずには気がすまないのでチェーンを持参して店に飛び込んだ。

 レジカウンターにチェーンの収納袋をでん、と置いて、「店の責任者呼んでくれる?」から開始。店長は出てこなかったが声をかけた店員が対応してくれることになった。


 さすがに2年前に買ったチェーンだから、レシートも無く、一体どんな落としどころに落ち着くのか、と、ちょっと興味があったが、以外にもあっさりと新品交換に対応。ついでにサイズダウンによる差額も3000円くらい返してくれた。まぁ、下手すりゃ人命に関わるアイテムを間違って売ってしまったのだから当然の対応なのかもしれないが、とりあえず新品交換してもらっておつりも貰って喜んで帰宅。


 あとから考えたら、車のフェンダー割れも保障させればよかったのかもしれないが、あんまり欲張ってもめて時間掛かってもしょうがないし、まぁまぁの落としどころだったのだろう。