いくらとワイン

 「ひさしぶりにピザが食べたい」と言う人がいるので、夕食に近所の近所にあるジョナサンキッチンに出かける。


 まずは定番のマルゲリータを注文。白ワインもデキャンタで。さらに、お勧めメニューで目に留まった「しゃけとイクラの海鮮丼」も注文してみる。息子はお子様カレー。


 さっくりとしたイタリアンクラストとたっぷりのチーズ、トマトとバジルのマルゲリータは、ここしばらく食べたピザのなかで一番おいしかった。チーズがよければ具はシンプルなほうがいい。白ワインにも合う。


 しかし、もう一品の海鮮丼は失敗。イクラの鮮度がいまいちだった。そもそもイタリアン系ファミレスで海鮮丼なんかを頼むのが間違いか?
 さらに、鮮度のよくないイクラと白ワインの組み合わせは最悪。イクラを食べたあとに白ワインを飲むと、イクラの生臭さが増幅されて口の中いっぱいに広がる。いや、多分鮮度のいいイクラでも白ワインは合わないんじゃないだろうか。


 なんか「魚介類には白ワイン」と、どこぞの国ではあわせるらしいが、そもそもどこぞの国では、魚介類を、魚卵を生で食ったりしないんだろう。いや、オイスターだけは例外だったか?キャビアは塩づけだっけか?
 生牡蠣と白ワインの相性はいいんだろうか。キャビアはどうだろう。キャビアなんて1回しか食ったことないが、そのときは赤ワインだった気もする。



 こんどオイスターバーに検証しに行こう。