最後の一個

 育児相談するから1時半に来いや。との召集状を拝領し、その指定日が本日。バスで15分くらいの検診センターまで出向く必要があるのだが、本日水曜日は妻の通院予約日と重なってしまっていた。


 父ちゃんが行ってくるよ、と、言いたいところだったが、今日は朝10時半から客先打ち合わせ。恐らく打ち合わせは昼ごろまでかかり、それから戻ってくるのはどうも無理そうである。事が育児相談なのでばあちゃんに行ってもらうわけにも行かず、病院の予約を先延ばししてもらった。


 育児相談は、来年どうする?という話がメインだったらしい。このままたんぽぽ園居られればいいけど、もっと重度の発達障害を抱えた子がくれば、比較的軽度な息子は別のところに行く必要がある。その際には、ことばの発達障害児の対応ができる保育園なんかの紹介状を書いてくれるらしい。


 育児相談を終った帰り、やはり息子はいつものように駅前のセブンイレブンに行ったそうだ。そして、和菓子の棚に直行し、いつもの水羊羹を手に取る。が、夏も終わりに近づいたこの日、水羊羹は最後の一個。最後の小倉水羊羹を手にとり、しばらく不満そうに棚を見ていたらしい。今日は抹茶水羊羹の気分だったのだろう。

 
 水羊羹も完売し、次から息子は何を欲しがるかな。