払沢の滝から檜原村都民の森へ

「滝が見たい」

ということで、地図を開いて手近な滝を検索。
見つかったのは、東京都唯一の村である檜原村にある払沢の滝だった。
昼過ぎにちんたら出発、青梅街道をひた走る。


2時過ぎ、降雨を確認。
夢庵で遅めの昼飯を食いながらどうしようかと思案するも、どうせ通り雨だろうし、ここまできたなら行っちゃえ、と、横田基地付近で決意を固めた。


ひたすら青梅街道を下るも、一向に雨のやむ気配はない。結局、払沢の滝近辺に到着しても雨は降ったままだった。
お目当ての滝は、「下、ぬかるんでるから歩きたくないよね」ってことで、車から降りずに通過してしまう。駐車場から10分くらい歩きそうなんだもの。


結局いろいろ車を転がしながら、奥多摩周遊道路沿いの檜原村都民の森に到着。
売店でソフトクリームと赤味噌を購入して本日の目的達成!ということにした。


しかし、この奥多摩周遊道路はいつからこんなに観光地化されたんだろう。


むかし、奥多摩有料道路だったころは、走り屋さんしか居ない素敵な道路だった気がする。借り物の50ccバイクでガードレールに張り付いたり、センターラインのキャッツアイを踏んですっ飛んだり、CBX400Fでステップ削って火花を散らしたり、と、いまでは懐かしい思い出がたくさん。そういやすっこけて対向車線に飛び出し、対向車のダンプカーの腹の下にもぐりこんで九死に一生を得た奴なんかも居たっけな。


そんな自分も、今では3列シートのMPVで家族団欒ドライブ。
帰り際にすれちがう走り屋カーにおもわず頑張れ、といいたくなってしまった。