今後の方針を考える

 どうやら再発らしいのだが、病巣の位置が、背中に近い腋窩の筋肉であるというのが大変レアケースらしい。そのため、再発なのか、遠隔転移なのか、判断が難しいと主治医の談。再発か、遠隔転移かで生存率、余命が大きく異なり、またそれによって治療方針も異なってくる。

 
 再発であれば、手術で病巣を取り除くことによって生存率は高くなる。
 遠隔転移であれば、とっても無駄。放射線抗がん剤治療の選択となる。


 仮に抗がん剤治療しか手が無いのであれば、副作用の強い「標準治療」は受けたくないよね、と、二人で話す。遠隔転移における抗がん剤治療に延命効果はほとんどない、というのが、ある程度調べた結果での結論。副作用で体ぼろぼろにして、はい3か月寿命が延びました、ということはしたくない。


 いのちが限られたのであれば、思い残すことのない、充実した人生を送らせたい。


 こんな本を買ってみた。