6万6千

 夜明け前の午前2時30分頃、ドタドタと、2階の子供部屋から1階リビングに駆け下りる音で目が覚めた。のどが渇いたのかトイレなのだろうと思っていたら、「鼻血!」と大声。妻が止血に向かったので大丈夫だろうと、自分は再び眠りに入る。


 しばらくして、「とうちゃんちょっとお願い」され、リビングに下りてみるとくずかごには血まみれのティッシュが山盛り。20分くらい止まっていないようだ。


 小鼻を強く押さえて止血を試みるも、大量にのどに流れているらしく、頻繁に血を吐き出している。3時まで様子を見て、止まらないようだったら救急外来に連れて行こうと相談していたが、なんとか午前3時には止血成功。


 その朝、検査が必要だろうと病院へ。


 検査の結果、血小板の数は6万6千。正常値よりは低いが、鼻血が止まりにくくなるという値ではない。おそらく、アレルギー性鼻炎が原因だろうとのことだった。


 それにしても6万6千は正常値ではないので、できれば1年に1回以上の検査を薦められる。


 半年に一度くらいは検査するようにしよう。