9日目 小樽
富良野の友人には2泊もさせてもらってお世話になったことに加え、ジャガイモ、リボンシトロン、焼きそばBAGOONなど、いずれも東京近辺では貴重なありがたいお土産を大量に頂いてしまった。ほんとに世話になりました。
本日北海道を発つにあたって、やはり小樽の大おじさんの家にはごあいさつしていかねば、と、富良野から小樽まで高速を飛ばして2時間半。北海道はこの広いのに早い、微妙な距離感がとても好き。
昨日のうちに、行きます、と連絡し、お昼ごはんをごちそうになることになっていたが・・・
大おばさんの料理はそれはもう最高なんだけれども、それに加えて大量の花咲ガニ。
まさか、この小樽で、また再会できるとは思ってなかった。カニ食べたい!と言っていた息子も満足しただろう。
しかも、ゆでたてを台所であらかじめさばいて食べやすくしてくれている。一人当たり2ハイ換算の大量の花咲ガニ。ちょうどマイカル小樽で物産展をやっていて安く仕入れられた、という話だった。ちなみに1パイ500円位とのこと。大きさの差もあるが、花咲港では1パイ2,000円・・・まぁ、観光客価格で仕方ないか。
たいへんな大ごちそうを頂きながら部屋を見回すと、巨大な戦艦大和の模型が居間に鎮座。
1.5メートルくらいはあろうか。聞けば、模型を見ながら大おじさんがフルスクラッチ!で作り上げたらしい。見事な仕事だ。
いろんな積る話をしながらごちそうをいただき、あっという間に15時前。苫小牧発の船は17時45分発、そろそろ、出なければ、その前にひいばあちゃんと、あったことのないばあちゃんのお墓参り。ちょうど彼岸の中日、なんか導きがあったのかねぇ。と、おばさん。
ひいばあちゃんは、確か私が初曾孫だったせいか、ずいぶんかわいがってもらっていた。××が小学校上がるまでは、××が中学校あがる・・、ネクタイ締めるまでは・・・死ねないと頑張って長生きしていたが、とうとう玄孫の顔を見れずに、99歳で亡くなってしまった。遅くなってごめんなさい。やっと連れてくることができました。ばあちゃんは、母を産んですぐになくなってしまった為、あったことはない。がきっと喜んでくれたんだ、と思うことにした。今年はひいばあちゃんの13回忌、今日は彼岸の中日。偶然にしてもやっぱりなにかの導きが、と、感じてしまう。