9万

免疫グロブリンを12時間で8本静注。


 結果、5000だった血小板数は9万まで上昇し、医師も予想を超える値だ、と、驚いていた。そんなに急に上がるってのは逆に心配ではあるけれども、とりあえずは自然発生的な脳内出血や、暴れてぶつけて出血するって危険性はかなり減った。


 しかし、本当に息子は寝相が悪い。まるで時計の分針のように、時には秒針のように動き回る。ヨコで添い寝している者の顔に足を乗せたり、枕にしたり。触れて甘えたいってのもあるかもしれないが。そんなことよりも問題は点滴の管だ。寝返りも常に同じ方向に回るので、そのうち点滴の管が体に巻きついてくる。もちろん首にも巻きついて危なっかしい。そんな絡んだ管を定期的に解いてやる。添い寝といえども寝られない。明け方、少し寝たかったのでベッドを降りて床で就寝。少し寝れた。


 息子本人はいたって元気。朝ごはんもめずらしく完食。息子の叔父である弟から頂いたクーピーペンシルでお絵かきしていて機嫌もよい。15時過ぎにはばあちゃんと妻が登場。16時頃、ばあちゃんに息子の番を頼んで、妻と二人で夕食やらで外出。20時前に戻り、付き添いを妻に交代。


※ご心配いただき、コメントと応援を頂いた方々、ありがとうございました。それほど重篤な病気ではないのでご心配なさらぬよう。