病は気から

 息子から貰ったと思っていた発熱の病だが、それだけではない気がしてきた。


「病は気から」の言葉もあるとおり、結局は本人の気力次第ということ。


ここ数日、ものすごく気力が低下しているのを感じる。
山頂はこっちだ!と、がんばって登ってきた山道が、実は間違っていた道だった、と、そんな感じ。
で、何か精力的、積極的に活動するという意識が沸かない。


それも気力があれば、今までだったら、道なき道を、道を作ってでも進むぞ!と、進んでいるところだが、その道を作るという気力もおこらない。かつては道を作ること自体が喜びだった気もするが。道を引き返すのにも、既に日が傾きかけていて、いまさらキャンプポイントには戻れない。


まぁ、忘れっぽいから、しばらくすれば全部忘れるだろう。
山だって、一つじゃない。別の山を登ったっていいじゃない。