七夕

 家に帰ってみると、笹飾りがあった。保育園で飾っていたものを持って帰ってきたらしい。家に七夕の笹飾りがあるなんてのは、ウン十年ぶりか?
さいころ育った家には竹林があったから、おそらく笹飾りなんかも作ってただろう。記憶にないけど。


久しぶりの笹飾りには、息子に書かせた短冊もぶら下がっている。まだ字を書くなんて夢のまた夢、果たして息子が字を書く日がやってくるかさえ怪しいのだが。とりあえず、「きらきら書こうね」とか、お星様らしい図形が描かれた短冊がぶら下がっている。


短冊には願い事を書くんだっけ?
数日前に、保育園から大人用の短冊も支給されていたのだけれども、とても願いなんか、書けなかった。