因果関係

 喫煙と肺がんの因果関係は証明されていない!という人も居るらしいが、ぐぐってみると最近は、「非喫煙者の5倍」程度の数値は出てるらしい。


 現在、祖父が末期の肺がんで大変苦しんでいる。既に肺機能の2/3は失われ、残った1/3で細々と呼吸をしている状態。息をしたくても出来ない、酸素が吸えない、というのは、非常に苦しい状態であるらしい。

 
 他の部位の癌であれば、まだモルヒネで痛みを軽減できる出来るのだが、息が出来なくて苦しい、呼吸が出来ない、という苦しみは薬では軽減できない。施せる処置といえば、薬で強制的に眠らせるくらい、しかも、この方法には寝たまま永遠に起きなくなる、という危険性も大きく、いよいよもって本当に苦しくてつらくて、耐えられないという段階まで処置は行われない。


 喫煙しているからと言って、必ず肺がんになるわけでもないし、全く吸わない人だっていきなり交通事故で死んだりする。だから別に関係ないじゃん。



 ということばは、実際に末期肺がん患者の苦しむ姿を見てから言って欲しい。身内が苦しむ姿に、少なくとも私は耐えられない、耐えたくない。


 祖父は若い頃に相当なヘビースモーカーだった。ショートピース2箱3箱くらいは行ってたんじゃないだろうか?いつしかハイライトに変わり、セブンスターと銘柄を変えていき、十数年前にはタバコをやめている。それでも最後は肺がん。