昭和記念公園

 昭和記念公園にある結構大規模なプールが、子供用の「水遊び場」として、オープン前の一定期間一部無料公開される時期がある。その公開期間が明日の3日まで、ということ、曇ってるけど雨は平気そう、ということで、昭和記念公園へ行くことに。


 昭和記念公園までは車で1〜2時間くらいかかるが、それもショートドライブということで楽しみながら運転。息子が喜ぶなら、たとえ火の中水遊び場。夏に火の中は嫌だが、水遊び場は歓迎。昭和記念公園に3つある駐車場のうち、いつも花火大会で利用する割と穴場の砂川口駐車場へと向う。


 実はこの選択は失敗だった。
 砂川口からプールまではおよそ2000メートルもあったのだ。「プールまで1850メートル」と書かれた道しるべ。西立川口駐車場なら300メートルくらいだったのだろう。およそ2キロを、アップダウンの豊富なアスファルト道路をてくてくと歩いてゆく。

 
 途中で遭遇した売店で一休み。ビールや飲み物を補給。ついでにチキンフィレサンドとか、ホットドッグなんかも補給。そういやあったな立川地ビールも補給。


 さて、プールまでまだ1200メートル。がんばって歩こう。


 しばらく歩くと、息子の好きそうな、幼児用遊具コーナーに遭遇。
 それを見つけた息子は早速駆け寄っていく。
 「どうする?」「少し遊ばせていこうか」
 ということになり、水遊び前に遊具コーナーでひと遊び。


 ここの遊具コーナーも、相当充実度が高い。プラスチックの巨大な幼児用建物や、ローラー滑り台、それにここ独特なのは、ふわふわドームと呼ばれる丘のようなトランポリンだろう。そして息子はふわふわドームに夢中。

 
 楽しんでいる息子に水を差すようで悪いのだが、今日の主目的たる水遊び場にはまだ到達していない。「水遊び場にいこうよ」と言ってみる。しかし息子はふわふわドームが楽しすぎて首を横に振る。


 結局幾度かの説得も無駄で、閉園までふわふわドーム周りですごしてしまった。水着、タオル、サンシェード、結構重かったのに、すべて無駄に・・・
 最後は閉園間際、帰りたくない、と駄々をこねる、どころか泣き叫ぶ息子を抱えていかねばならなかった。暴れる子供は重い。