ホテルミラコスタ

karo_jp2004-12-05

 某巨大テーマパーク内に設置された、遊園地一体型リゾートホテル。最低でもツインルームのルームチャージが5万という高額設定ながらも、休前日の予約は6ヶ月前からほぼ一杯、という、経営的にはおいしそうなホテル。


 今回、義母をおもてなしするという主目的から、思い切って予約を入れてみた。2部屋1晩で10万飛んでいく、という事実は、貧乏人からすればそら恐ろしい話ではあるが、「一度くらいは」を合言葉にキヨブタ。
 心配するな、ルームチャージだけだ。たった10万だけですむわけが無いだろう。


ホテルのつくりはテーマパークと同様、さすがうまく作ってある。エレベーターに乗れば「2階ダヨ」と、楽しげな鼠の声がしたり、客室内アメニティグッズすべてに鼠印が入っていたり、「思い出と一緒に持ち帰ってね」と、プラスチックの鼠印コップが置かれていたり。宿泊するであろうファンタジーファンなゲストのハートをわしづかみ。


さて、この宿泊施設には数々の特典が付随する。

  1. 園内の買い物は、すべて宿に届けてくれる。早いうちに買い物しちゃうと荷物じゃまだね、って考えなくてよい。
  2. 全宿泊期間分のホテル専用駐車場。帰りの渋滞も無い。
  3. 予約可能な園内施設の優先予約。
  4. チェックアウト後も荷物預かりOK。帰りはホテル正面の車寄せに車を寄せておけば、ホテルマンが車まで荷物を持ってきてくれる。
  5. 実は開園前ちょっとだけ早くホテル直通のゲートから入れる。即ち混むアトラクションを優先的に利用可能

そういった、ゲストの「特別扱い」によって、施設の付加価値を強めている。
総じて「楽ができる」というのはかなりうれしい。


 問題は高額な宿泊料金だけだが、幸い、お義母様が「ちゃんと出すわよ」と、すべて負担されようとされ、さしあたり義母と義姉の分で10万いただけたので助かった。