二泊目 伊勢

裸族と一緒に水遊び

 一泊目に名古屋を選んだのは、名古屋名物のひとつ、「喫茶店のモーニングサービス」を体験するため。ホテルのチェックアウトを済ませた後、カーナビの検索機能で探した「コメダ珈琲店本店」に行く。


 コメダ珈琲店は、名古屋周辺でやたらと勢いのいい喫茶店チェーン。多分、名古屋人で知らない者はいないだろう。モーニングサービスは、店で焼いたクロワッサンとゆで卵。一部個人経営の喫茶店みたいにやたらと豪華というわけではないが、コーヒーはおいしかった。コーヒー以外にも、食事メニューが結構豊富。また来て必ず「シロノワール」を注文しなければ。


 二日目、本日の主な観光ポイントは鈴鹿サーキットと松坂。個人的には特にサーキットコースを走れるゴーカートに乗るのが目的。15年前に最初に訪れた際、サーキットがレースで使用されていたために乗れなかった事へのリベンジでもある。


 15年前に来た際にはまったく目につかなかったが、この遊園地、幼児向けの施設も結構充実している。幼児コーナーには水遊び場もあり、水遊び大好きな息子も大喜び。もうじきお彼岸、9月も半ばを過ぎてはいたが、気温は30度を超え、水遊びをするのにも申し分なく暑い。水着なんかの用意がない裸族もたくさん現われ、水遊び場は大盛況。


 息子が水遊びに夢中なのをいいことに、監視を妻に任せて父はサーキットへリベンジに向かう。幸い、サーキットカートは運営中だった。ただし、十二時半までの限定運営。「いってきなよ」と言ってくれた妻に感謝しつつ、15年越しのリベンジを果たして満足。


 午後4時くらいまで遊園地で遊び、次の目的地、松坂へ。
 もちろん、松坂牛を食べるため。
 とはいっても、貧乏なので、和田金なんかの老舗ステーキ屋に行くべくもない。
 事前リサーチの結果である、一升びんという焼肉屋で夕食をいただく。ここは回転焼肉なるものも運営している大衆焼肉店
 
 七輪をつかった炭火焼肉はそれなりに美味しかったが、たれの味が濃く、どんな肉でも味同じだろうな、、とも思ったが、とりあえず「まつざかうし」を食うには食ったのでよしとしよう。


 本日からは宿の予約はない。


 キャンプ道具も抱えては着ているが、すでに時刻は20時を回り、これから幕営するには暗すぎる。宿泊案内所、ローソンのLoppi端末、飛び込みなどを駆使して本日の宿を探すが、三連休の中日、なかなか空きがない。やっと見つけた宿も、ダブルの部屋とはいいながらベッドが狭く、3人で寝るのにはなかなか苦労させられた。

本日の主な出費

宿:7500円
飯:4000円
遊園地:4000円