2万2千

 ポスカムのミント味を食べたい、というので「からいよ?」と尋ねるも、「からい、たべる!」とどうしても食べたくてしょうがない息子に1粒与えてみる。どうせすぐ吐き出すだろうとみていると、不思議な顔をしながらももぐもぐと噛んでいる。辛いなかにも甘さを発見してあじわっているのだろうか? と、1分もしないうちにおぇおぇしだした。ミントの味がやっぱり駄目なんだろうな。


 と、次の瞬間、ガムを吐き出すと思ったら、胃の中のものまで一緒に吐き出す。吐しゃ物はほとんど父ちゃんのシャツの上・・・本人も××まみれだ。仕方がないので二人して風呂場へ。


 で、息子を裸にして気づいた腕の付け根の大きな紫斑。
 医者には紫斑がでたり、粘膜出血があるようだったら診察を、と、言われていたので、病院に電話して問い合わせてみる。
 幸い、主治医チームの先生が宿直で電話に出てくれる。ひざ下に紫斑が出てないか、など聞かれ、調べてみるとひざ小僧に小さな紫斑。


 日曜なので、休日受付窓口から診察に入る。救急車なんかで運び込まれる人もいる中、とっても元気な息子は場違いで、他の患者さんになんだか申し訳ない。診察はまずは採血、そして結果待ち。


 結果は2万2千。特にとっても下がっているというわけでもなく。やっぱり様子見。ステロイド剤はいろいろ副作用もありそうなので、できれば投与を避けたいというのも確かにはある。


その夜、というか、翌未明の午前4時ころ、久しぶりの鼻血も大量に。
月曜日も症状がでるならまた病院に行かなければ。