IKEA
スキードームザウス跡地にオープンした、スウェーデン生まれの家具屋さん、イケア。配送や組み立てを自分で行い、コストを下げるという考えで、スウェーデンでは結構はやっているらしい。家具屋のくせに、キッズエリアや、スウェーデン料理らしきミートボールを出すカフェテリア形式のレストランもあります。
早速いってみたカフェテリア、しかし、3時過ぎだというのに、レストランは大混雑、長蛇の列。王様のブランチでIKEAが紹介されたから?
20分以上は待たされ、レジももたもた。オープンしたてで慣れてない?
家具屋は兎も角、このカフェテリアには、もうこないかな。
本業の家具屋の方は、高安まちまちな品揃え。驚くほど安いものもあるけど、普通の値段のもある。総じて安いほうではある。問題は品切れの嵐。あ、これいいな、買おうかな、と思うものは結構な確立で品切れになっている。品切れ続出の一方で、妙な蛇のぬいぐるみはそこらじゅうに山積み。ちょっと仕入れ担当の感覚がわからない。
日本人の顧客はわがままで、品切れが続けばもうその店には来ない。日本人に限らないかも知れないけど・・・この品切れ状況といい、カフェテリアの混雑具合といい、準備不足、市場リサーチ不足の感は否めない。
ひとつおかしなところを見てしまうと、ほかにも端々に違和感を感じはじめてしまう。トイレの男女別サインが扉にしかなくって、扉が開けっ放しだとどっちが男か女かわからない、とか、順路式でほぼすべてのショースペースを通らないと会計に行けないとか。
本国でうまくいった方式をそのまま日本に持ち込んだ家具屋さん。何年か前に日本進出してきたときには、「組み立て式の家具は日本市場ではメジャーではない」という理由で撤退していったけど、今回は大丈夫だろうか。
ひとつ、とってもすばらしいポイントは、1時間程度こどもを預かってくれる無料の託児所があること。慎重100センチから135センチまでの子供を預かってくれる。単なるキッズエリアじゃなくって、保育士さんが3人くらい居るちゃんとした託児所、というところがすばらしく、家具選びに専念できる。ウチも、息子がいると、とてもじゃないけど入れないガラス食器のコーナーに安心して入れたりで、とても助かった。さすが福祉の国スウェーデン、民間企業までよく考えられている。日本企業もこういう点を見習ってくれれば・・・
安くて自分好みの家具もあったので、引っ越したときにはまたいくだろう。そのとき、託児サービスとかがなくなってなければいいけれど。