初めての自作パソコン

 うちにあるパソコンはすべて、所謂「自作パソコン」で、パーツを買ってきて組んだ物。自分用、奥様用、そして子供用に1台づつ3台が現役で稼動しており、さらにもう一台、「AT」機が一台現役を退いたままメタルラックに置かれている。


 現役3台のうち、自分用のパソコンがマザーボード故障で動かなかったのだが、先日タダでマザーボードが手に入ったので復活の日を迎えることとなった。
 
 CPUやメモリ、グラフィックカードを換装し、ケーブルを繋いでスイッチオン、無事起動完了。さて、次はチップセットのドライバだ、と、思ってCD-ROMドライブのイジェクトボタンを押すがトレイが出てこない。CD-ROMドライブも壊れている。


 どうやら俺の知らない間にうちの3歳児が破壊したらしい。困ったもんだ。


 仕方ないので現役引退のAT機から、CD-ROMドライブを外して交換し、無事ドライバのインストールも完了。


 一方、CD-ROMドライブを抜かれた現役引退のAT機だが、いろいろ作業をしていてケースを開けたまま、放置してしまっていた。そこへ好奇心満載の3歳児がたかっている。手にはプラスドライバー。どうやら父親がケースを開けたりボードを外したりするのを見てマネしたかったらしい。


 まぁ、現役引退のSocet7機しかもAT、壊れてもいいか、と、3歳児のやりたいままにさせてみた。


 しばらくすると飽きたのか、ドライバーを放り出して別の遊びをしている。さて、AT機はどうなったかな?と見にくれば、放置されたドライバーの横に黒くて長い4本のネジが。いったいどこのネジだろう、と調べると、それはCPUファンを留めるネジだった。


 こんな長いネジ、よくはずしたね、と、ほめてやりたいところだが、ほめればきっとそこらじゅうのネジを外すのは目に見えている。しかし個人的にはちょっとうれしいので日記のネタとすることにした。